収支を見直す節約術
近年、TV放送や雑誌などで、節約術に関連したトピックスが急増してきています。その中には、マイホーム購入を目指した節約術を実践している人や、年間100万円以上の貯蓄を目標とした節約術を実践している人など、いろいろな魅力的な節約術の実践例が紹介されていうようです。
節約術と一言で言っても、実践する人によって手法はいろいろと異なってきます。しかし、どのような節約術であっても絶対に取り組むものは、家計簿の見直しであり、収支バランスの再検討です。何も検討することなく節約術に取り組むのではなく、毎月の収入と支出の金額を必ずチェックすることが重要となります。
それぞれの家庭によって見直すべき収支項目は違いますが、どのような家庭でも、着目すべき重要なポイントはいくつかあります。
万が一の時の備え
最初に、万が一の時に備えた貯えがどれくらいあるのか、またはどれくらい必要となるのかを正確に把握する必要があります。これをはっきりさせることで、冠婚葬祭や怪我・病気などの突発的に発生する出費に対して、どれくらいの金額が不足しているかが理解することができるでしょう。これによって、将来的な貯蓄目標なども詳細に決めることもできます。
毎月の収入額を把握する
次に、毎月の収入額を正確に把握する必要があります。世帯主の給料は当然のことですが、それ以外にも、乳幼児がいる家庭ならば、児童手当なども収入源となることに気を付ける必要があります。
支払項目と、項目毎の支出額を把握
最後に、日々の生活の中で支払うべき項目と、それらの項目毎の支出額を正確に把握する必要があります。どのような節約術にチャレンジするにしても、事前に過去の家計簿を見直して、現在の支出額を明確にすることは重要なポイントとなります。最初は使い過ぎ・払い過ぎなどを深く考え込まずに、どの項目にどれだけの金額を支払っているのかを全て明確にしましょう。
このような基本的な収支見直しポイント以外にも、それぞれの家庭毎の収支バランスによって、いろいろな着眼点があり、それぞれで節約術も異なってきます。
全ての項目を確実に見直していきたいと言う人は、家計診断・見直しの専門家であるファイナンシャルプランナーに家計を診断してもらい、適切な家計の節約術を教わるのも良いかもしれません。
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